高気密・高断熱 エアコンの基礎知識 清掃編
一年中快適に過ごすためにはエアコンの冷房・暖房は今や私たちの生活に欠かせないモノになりましたよね
そこで私が経験したエアコンの清掃について書いてみました。
うちに取り付けてあるエアコンは2011年6月に取り付けた10畳用、冷房能力2.8kwというタイプ。

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今や当たり前になった「自動おそうじ機能」付き 湿度も設定できて風の調整も細かく設定でき満足していました
エアコンの清掃なんてやらなくていいや~なんて清掃嫌いな私はこの機能に安心しきっていました。
この「自動おそうじ機能」は積算で24時間又は連続運転で50時間経過すると自動でおそうじしてくれます
そうじ中はウイーンと音がしておそうじ中だとわかります。
それから7年間「自動おそうじ機能」にまかせっきりでしたが
最近なんだか部屋が冷えない、去年と違う、エアコンの運転音が高い、変だなぁと思
っていたらエアコンから水滴がぽつ、ぽつっと床に落ちてきました。
原因を調べるとエアコンのフラップに水滴がついていたんです ん~なぜ?
原因はホコリ?
冷房してる時のエアコンの吹き出し口はとても冷えた空気が出てきます
夏の結露は冷えた空気と湿り気を持った空気がぶつかると結露します
ということはエアコンは頑張って冷やそうとしていますが
部屋が思ったより冷えないことと関係がある?
ということはエアコンの周りの空気が冷えてないかも
という推測に至り
これはいよいよフィルターに溜まったホコリが詰まってしまいエアコンに戻る空気が足りないのかも?
フィルター清掃
取説を確認 けっこう細かく外せるみたいです

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ということでエアコンの全面カバーを外しダストボックスとフィルターを確認してみると
なんと8年分のホコリが満タンに。かなり細かいホコリ(画像は2019年7月)

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リターンの空気はこのフィルターを通ってホコリを除去しダストボックスに溜まる仕組み
取り外しは簡単にできましたがこの通りビッシリのホコリ(画像は2019年7月)
こりゃダメだ〜 空気が通るスキマもないほど 汗!

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フィルターは掃除機で吸い取り、水洗い
カタログには約10 年分相当のホコリを貯めれるとありますが、あくまで想定ですからうちみたいに一年中夏も冬も24時間連続運転してるとそれ
より早くホコリが満タンになってしまうのは当然ですね。
清掃後は結露もなく設定温度で運転も安定し音も静かになりました。
結論
エアコンはリターンで戻る空気の量と温度を感知して設定温度になるまで自動で運転してくれます
だからホコリが詰まって空気量が足りなかったりすると部屋の温度が下がらず
なんとか設定温度になるまで頑張り続けるため音が大きくなり
頑張ってる割に部屋の温度が設定温度に達しない現象が起きます。
エアコンは毎年新しい機能や省エネ性も高くなって自動おそうじや温度・湿度も自動運転してくれます。しかしメンテナンスはやっぱり人間がや
らないといけないんですね。
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