社長ブログ

大手ハウスメーカーは新築住宅の気密測定をなぜやらないのか

住宅にとって「気密」は非常に重要なポイントです。

気密

換気

断熱

この三要素が住宅の性能を決めます。

 

ではなぜ大手ハウスメーカーは気密測定を行わないのでしょうか?

 

お客様に安心・安全の観点からも信頼を得ることができる「気密」

 

大手になる程、気密性能はパンフレットに記載がありません。

 

一部のメーカーのみ記載があります。

 

記載があるメーカーはやはり「住宅性能」を売りにしています。

 

 

今回は、その理由について考えてみましたので

 

青森県むつ市工務店

 

気密ドクター村舘が解説します。

こんな方におすすめ

  • 高気密住宅を考えている
  • なんちゃって高気密はいやだ
  • 性能を考えて住宅を建てたい

今回の記事を読むことで

本記事で学べること

  • 高気密の重要性
  • 気密が必要な理由
  • 大手が気密をやらない理由

 

気密とは

工務店 気密

 

 

 

 

 

 

気密とは住宅全体で、どのくらいの【隙間】があるのか

 

専用の機械で計測します。

 

あくまでも現場でしか測ることができません。

 

 

C値

 

気密性能を数値化したものがC値となります。

 

C値(相当隙間面積)

 

住宅の面積に対して、測定した数値で計算します。

 

家の外周(外壁、天井、床、窓)にあるすき間の総面積(c㎡)を

 

延床面積(㎡)で割った値です。

 

単位は c㎡/㎡ です

 

数値が低いほど性能が高いと家ます。

 

一応基準はあります。(かなり甘いレベル・・・)

 

温暖地であればC値5.0以下

 

寒冷地であればC値2.0以下

 

が基準です。この数値はかなり甘い基準です

 

ポイント

一般的に高気密住宅と考えるとC値1.0以下が望ましいです。

本当の高気密を考えるのであればC値0.5以下です。

気密が悪いと換気の効率が悪くなるからです。

 

 

どうやって測定するのか

 

 

 

 

 

気密測定を行う際上記写真の機会を用います。

 

弊社では新型気密測定器 ドルフィン / Dolphin2

 

を使用しています。

 

気密測定器を用い、建物の内部を負圧にします。

 

負圧にすることで、外部の隙間からの空気の流入量を測ります。

 

気密が高ければ、当然外部からの空気の流入は少なくなります。

 

気密測定のタイミング

 

 

 

 

 

 

気密測定は必ず2回行います。

中間時

完成時

 

必ず2回行いましょう

 

2回行うのは理由があります。

2回行うポイント

中間時の測定は、まだ直しができます。測定を行い漏れている箇所を直すことができます。

完成時は、中間時の気密レベルが落ちていないかの確認となります。

 

完成時の一回だけ気密測定を行う会社がありますが、

 

完成時の一回だと例え数字が悪くても直すことができません。

 

そのため、気密測定は中間、完成で行ってください。

 

気密測定は2回行う

大手ハウスメーカーが気密測定をやらない理由

 

 

 

 

 

 

大手ほど気密測定はやりたがりません。

 

また、社員教育でもあまり教育しないのではないでしょうか。

 

安心安全を謳っている大手であれば、気密の重要性は十分知っているはずです。

 

では、なぜやらないのか

 

全国統一の施工精度にできない

 

 

 

 

 

 

大手ハウスメーカーと契約をしても

 

最終的に施工するのは

 

地域の業者や工務店です。

 

いわゆる下請け業者です。

 

気密測定を行い、地域ごとに数値のばらつきがあると大変です。

 

ある地域はC値0.5、他の地域ではC値2.0では信用問題です。

 

しかし、気密性能は現場でしか測定ができません。

 

職人のレベルで性能の差が出てしまうのも事実です。

 

その為、気密を重要視していません。

 

基準を設けられない

 

 

 

 

 

前述のように職人のレベルの差が出ます。

 

その為、パンフレットに明確な数値を打ち出すことができないのです。

 

万が一数値を明確にした際に、基準を超えてしまったら

 

トラブルになってしまいますよね。

 

大手ハウスメーカーが気密を重要視していない理由です。

 

また、気密測定することで工期も伸びてしまうということも考えられます。

 

工期が伸びてしまうと、全体的な棟数の減少に繋がってしまいます。

 

大手ハウスメーカーは棟数でもメーカーで競ってます。

 

気密測定の基準は

 

ジョイコスシステムでも基準はあります。

 

C値0.5以下

 

必ずこの数値を下回らなければなりません。

 

その為、現場での気密に関する意識は高いです。

 

基準が消えた

気密 工務店

 

 

 

 

 

C値は以前基準がありました。

 

省エネ基準から C 値の項目がなくなったのにはさまざまな理由が考えられます。

 

理由は、UA 値のように設計時に計算できるものではありません

 

都度、現場での測定が必要であり、現場にとっても役所にとっても手間と費用がかかるからではないかと思います。

 

基準から消えたからといって、高気密の重要性が減ったわけではないことには注意が必要です。

 

数値の基準は消えましたが、気密性能を確保するための仕様基準はあります

 

この仕様基準は寒冷地で 2.0 以下相当、それ以外の温暖地で 5.0 以下相当の C 値になると見なされています。

 

気密工事の仕様は H11 省エネ基準から H25 省エネ基準までほとんど変わっていません。

 

長期優良住宅など次世代省エネ基準を満たす住宅であれば

 

この程度の C 値になるだろう。

 

という憶測です。C値は測定しないとわからないので・・・

 

まとめ

 

気密の基準が消えても、気密の重要性は変わりません。

 

気密が悪いと、家は寒くなります

 

気密が悪いと、換気の効率が落ちます

 

気密が悪いと、光熱費に影響します

 

気密が悪いということは、「百害あって一利なし」

 

YouTube動画にて内容を解説しています。

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株式会社村建ハウジング
気密ドクター
村舘 洋介

 

 

 

 

 

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