高気密・高断熱住宅に求められる断熱とは
ジョイ・コスの床用断熱パネルは高い断熱性を有するウレタンフォームと100%天然素材である炭化コルクを木枠の中に閉じ込めた独自の製造方法で作られています。
ジョイ・コス床パネルの特徴
1.床断熱とするために優れた保温性と強度を持っていること
2.床下からの湿気や水を通さないこと
3.構造に対して確実に取り付けできること。
4.断熱材の経年変化が起こりにくいこと
5.施工中の断熱補修が簡単にできること
6.気密施工を考えたものであること
炭化コルクとは
ジョイ・コス床パネルの最大の特徴は、炭化コルク(コルク樹皮の炭)が使われていることです。
炭化コルクは、南欧ポルトガルで採取されたコルク樫の樹皮を300~400℃の蒸気で蒸し焼きにして作られており、コルクから染み出る樹脂で固めるために有害物質を含みません。
又、樹皮を収穫しても9~10年で再生を繰り返す天然リサイクル材です。
さらに完全な炭ではないため、コルク特有の柔らかさを残しつつ炭のもつ様々な効果も併せ持つジョイ・コス住宅システム最大のウリです。
不思議な炭化コルクパワー(炭化コルクとしての特徴)
吸着効果=炭化コルクはホルムアルデヒドやVOC(揮発性有機化合物)等の有害物質を吸着させ除去する働きがあります。
調湿効果=コルクがワイン栓に使われている理由は水は通さず多孔質の樹皮が呼吸することでワインを長期間保存できます。炭化コルクはコルクそのものが持つ多孔質の部分はそのままのですので、空気中の水分を吸収したり吐き出したりする性質があります。
消臭効果=多孔質の気泡が臭いを吸着します、いわゆる炭の消臭効果が活きています。
遠赤外線効果=炭化コルクは自然素材、無垢材のような暖かさがあり暖房した室内では床暖房をしているような素足の生活が楽しめます。

コルク樹皮の採取風景(ポルトガル)
ジョイ・コス床パネルは、25ミリの炭化コルクと80ミリのノンフロンウレタンにより構成されており、グラスウールに換算すると約200ミリ相当の断熱性を有しています。
高い断熱性に加え、炭化コルクによる遠赤外線効果により、床暖房のいらない暖かい家づくりを可能にしています。
さらに、従来の高気密・高断熱住宅の弱点だった「家の中で音が響く」という問題も炭化コルクの吸音効果により軽減します。

ジョイ・コス床パネル

床パネルの敷き込み